男35歳、無一文からの離島移住計画

昨日は宿でレンタバイク（6時間700円）を借りて、新城海岸に行ってきました。
宮古は4日連続の快晴が続き、日焼けで体中がヒリヒリしています。
新城は宮古でもメジャーなビーチのひとつ。

11月間近だというのに、まだ海の家が営業しています。
いわゆる観光客の多いビーチはあまり好きじゃないのですが、この時季ならOK。実は滞在2日目に同じくメジャーなビーチ『吉野海岸』に下見に行ったのですが、駐車場代が500円かかると言われ断念（「500円くらいケチるなよ、おい」というツッコミはなしで）。ついでに下見したのが隣の新城海岸で、海の家の女の子（ひとり旅で石垣から宮古に渡り、ここ手伝いをしている）から「リーフエッジまで行くと海亀が見られますよ」との情報を得て、滞在中に絶対泳ごうと思っていたのです。

このビーチは熱帯魚の種類が豊富なことで知られ、カクレクマノミなども岸から10ｍほどのところで見ることができます。が、今回の目的はあくまでも亀。リーフエッジまでは岸から500ｍほどありますが、エッジまでは浅瀬（30ｃｍ～2ｍくらい）なので、案外容易に辿りつくことができます。ただ、いくら浅瀬とはいえ岸から500ｍ離れてひとりポツリといると、少々ビビってきます。深いリーフの外へ飛び出すのを躊躇していると、一組の男女がリーフ外へ。弱気な俺は偶然を装い、ある程度の距離を置いて2人についていきました。湾型になっているリーフエッジを泳いでいると、前の2人が立ち止まって何かを見ている様子。その様子を少し離れて見ている俺……。すると男性のほうが
「こっちに来てみな。綺麗なサンゴがあるから」
近寄ってみると、巨大なバラの花のようなサンゴが。
「ほかにも綺麗な所がいっぱいあるからついてきなよ」
と言われ、喜んでついていくことにしました。リーフエッジは深いところで15～20ｍほどありますが、リーフ内とは比べものにならないくらい巨大で綺麗なサンゴがいっぱいです。船で八重干瀬（やびじ）に行った人が「八重干瀬よりキレイ！」と言っていたくらい（海の家の女の子談）。しばらくついて泳いでいると、
「ここにいつも亀がいるんだけど、今日は見えないな」
おおっ、ここが『亀の巣』かぁ!!　
亀は見られなかったけど、あまりに美しいサンゴに俺は大満足。デカいガーラも見たし。なによりも、ひとりじゃこの場所にたどり着かなかったはずです。リーフ内に戻り2人と話をすると、男性はなんとシュノーケルのガイドさん。何度もお礼を言いって別れました。

海の家（休憩もトイレもシャワーも無料です）に戻り女の子と話すと、彼女は前日亀を5～6匹見たとのこと。一番大きいのは人間が乗れそうなほどデカかったとか。その後、東京と福岡から来たという某パチスロメーカー勤務のOLさんと4人でビール（内緒ですがサービスでした）を飲みながら話をしたり、海の家のにぃにぃが捕ってきたクモガイ（これもタダ！）を浜で焼いて食べたりと、ホントに楽しい一日でした　そうそう、上のわんこはビーチの人気者「リリー」です。海の家のにぃにぃが飼っている犬で、ビーチを走り回っています。